グノーシス主義の教義3

21

「人間の中には、魂と霊がある。体は肉であってそれらではない。あなたがたは、普段は肉に生きており、そこは本当に、救いのない世界である。魂と霊とは何であろう。それは神が与えた、交わりと繋がりであり、救いへの道である。つまり本当は、あなたがたは、自己の中に救いを持ち、いつでも、こちらへくることができるのである。ここから、人間への、悪霊の嫉妬が生まれる」。

22

「災害から子どもをつれて逃げるとき、あなたがたは、どうするだろうか。色々と準備をしてでかけて、様々な人を頼った後で、道中、助けられる人は助けて、最後に運を天に任せるだろうか。み国へいくのもこれに似ている。すなわち、地獄に落ちないよう人の魂をつれていく前に、知っておかなくてはいけないことがあり、頼ったり、助けておかなくてはいけない人々がいる。最初に運を天に任せたりはしないだろう。これと同じように、あなたがたは、まず知恵の人となって、助けられたり、助けたりしておきなさい」。

23

「小さくなりなさい。傲慢に大きくなってはいけない。背を低くしなさい。いばり散らし、高くなってはいけない。なぜ、あなたがたは、お金を持ちたがるのか。この世の、権威にすがるのか。自分の実を大きくするためには、それらを捨てねばならない。もう一度だけ、いっておくが、小さくなっておき、大きな顔をして歩き回るな。彼らは原爆よりたちが悪いのである」。

24

「蛇のように賢く鳩のように素直になれと、あなたがたは、教えられている通りである。しかし私はいっておく。蛇が、蛇のように這いずるときに、世の中で、何が起こるだろう。鳩は、犠牲として捧げられて、祭壇に置かれるだろう。鳩こそが、世の中を、飛び回るべきであり、蛇は、巣穴にでもいれば、良いのである。あなたがたの、知恵が試されている」。

25

「私の家を、みつけることができたものは幸運である。それは本当の、命を得るであろう。私の家は、普段から隠れていてみつけることができない。みようとすればみえないし、子ども全員に与えたくても、与えられない。私の家をみつけたものは嬉しいあまりに、気が動転する程喜ぶだろう。そこには、不安がなく食物も充実している。試練の後には、喜びが待っている」。

26

「あなたの神を礼拝しなさい。あなたは、今の神の仕打ちに恐れおののき、むしろやめてしまいたいと思っているかもしれない。しかしあなたを小さな頃から知っておられる方が、どうして、あなたを裏切るだろうか。神のことを信じなさい。今は苦しくとも必ず最後に、あなたを助け、かえりみて下さるだろう」。

27

「あなたがたに命ずる。彼らのものを、何でも記録しておきなさい。この世の、何でもである。色々なものを買って、保存しておくのも良いかもしれない。それは場所をとるが、後で、良かったと思うだろう。物を買うお金がないものは、パソコンで保存しておきなさい。彼らの記憶は、それで受け継がれ、あなたがたにとって、慰めの幸いになるであろう」。

28

「偽キリストに、気をつけていなさい。もう一度いっておくが、気をつけていなさい。彼らは突然現われ、あなたがたに、いうであろう。信じられるものは、あるかと。本当に信じられるものがなくても彼らを信じてはならない。私と、直接、繋がっていることを信じて、ここで待っていなさい。彼らはたくさん現われ、人々を惑わしていく。彼らは最初キリストという、名前ではやってこない」。

29

「父の愛を勝ち取るためには、従事する、犠牲が必要である。いつも自分を下に敷き、他者を見下すことなく、謙虚な心で努めなさい。行く先を恐がるな。恐ろしい道にも保護がある。小さい頃にはあなたがたは、両親に従って、いつも大人しく素直だった。大人になってからは、肉である自分をいさめ、霊であり、魂である、父の子どものようになりなさい。父に従う羊からは、聖霊という伴侶が生まれる」。

30

「人は、犠牲の中でこそ輝くことができるものである。犠牲に生きるものは、神の人であり、人々の間では尊ばれないが、神にこそ尊ばれるであろう。犠牲の中に輝きをみれば人は生きるのであり、神から認められるのである。神に認められなければ、どうして人は、新しく生きることができようか。だからあなたがたは、子の親となり、人を育てておきなさい」。